メディア寄りの情報系ブログ

情報系の内容をメディア寄りの観点で紹介します

Unity5でAndoroidアプリ開発環境を設定する

どうも

また気楽に書いていこうと思います

論理今日は一日中こもってゲーム開発の進捗を出していました

 

今回はその進捗の中で自分でもまとめておきたいと思ったことを書いていきたいと思います

 

結果報告

 

結果はずばり

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はい、何とかしてAndroidでビルドすることができました!!!

 

(完成したアプリはこちらからダウンロードできます)

 

そもそもUnity Remote 4という動作確認用アプリでアンドロイド用の操作を確認するために始めたことでしたがまさかこんなに苦労するとは…(いつの間にかにビルドに目的が変わっていた)

 

というのも実はUnity Remote 4 を使うためにはビルドが出来る環境に設定しないと駄目だからなんです

つまり「Unity Remote 4 を使えるようにする」 = 「UnityでAndroidアプリをビルドできる環境にする」ということです(考えたら当たり前のような気も…)

 

私も色々調べたのですが,Unity Remote4の件に関する記事を読むと,みなさん当たり前の様に環境を整えた上で 話を進めているんですね

これでは私のような情報系初心者には少し厳しい…

 

というわけで、せっかくなので私が行って実際に動かすことが出来た手順を書いておきたいと思います

 

開発環境

Windows 7 (64-bit)

Unity 5.3.2f1 (64-bit)

Xperia 携帯端末 (Andoroid 5.0.2)

Android SDK (Androidで色々開発するための便利ツール)

JDK (これがないとAndroid SDK が動かない) 

 

手順

  1. JDKのインストール
  2. Android SDK のインストール
  3. Unity のパス設定
  4. Build Settings
  5. デバッグ端末の準備
  6. Build & Run

UnityでAndroidアプリの開発環境を整えるにあたって,Android端末側の設定とUnity側の設定の2つが必要不可欠となります

前半の1~5の項目にUnity側の設定

最後にAndroid端末側の設定を紹介したいと思います

 

1. JDKのインストール

 下記のURLから最新のJDK(Java Development Kit)をインストールします

http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

 

まずは誰しも一度は見たことのあるようなコーヒーカップのようなアイコンをクリック

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 次に自分のPCのOSにあったものからインストールしましょう

 ライセンスに同意した上で右側のダウンロードをクリックします

 私の場合はWindowsの64bit版ですので以下の場所からインストールを行いました

 (一番右の番号…73と74ではどちらが最新なのでしょう?わからないので番号が大きい  方が良さそうなのでそちらを選択しました)

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 以上でJDKのインストールは完了です

 

2. Android SDK のインストール

 下記のURLから最新のAndroid SDKをインストールします

http://developer.android.com/sdk/index.html

 

Android Studioを入れている方は既にインストールされているかもしれませんのでご確認下さい

私の場合はAndroidアプリを作るのが初めてで,Unity以外で作る予定もありませんので

SDK Tools Onlyという所の,推奨されているものからインストールしました

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インストールが完了したら次はSDK Manager.exeを実行しましょうインストール完了後に開いてもいいですが,もしインストーラーを終了してしまった方はおそらく以下のファイルパスでいけるかと思います

C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Android\android-sdk

 

さてSDK Managerを起動すると以下の様な画面が表示されると思いますのでここでは

 

 

以上のものをインストールしましょう

あくまでも私の環境で動いたものですので必ずしもこの項目で動くとは保証できませんのでご注意下さい

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今回のメインはここにあると思います

なぜならここが一番めんどくさいから!見たくないから!!もう辞めたいから!!!

実際私も見るのがうんざりで最初は適当にやっていたんですが,後々エラーが出て泣く泣くやり直した作業です

ですので皆さんにはここで踏ん張ってもらいたいと思います

結構時間もかかりますので気長に待ちましょう

 

二枚目のオレンジの線は私がエラーの際に躓いた箇所です

詳細は後ほど説明します

 

以上でAndroid SDK のインストールは完了です

 

3. Unityのパス設定

やっとインストール作業終わった!!! 

 お疲れ様です

以上で忌まわしきインストール作業はおしまいです

 

ここからは気持ちを落ち着けて,好きな音楽でも聴きながら作業しましょう

 

さてここでは先ほどの1と2の項目でインストールした開発ツールたちを,Unityで扱えるようにファイルの場所を指定する作業をします

 

Unityを開きましょう

メニューバーから[Edit]→[Preference]→[External Tools]を開いて下さい

 

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以上のような画面が表示されると思います

ここに先ほどインストールしたAndroid SDKJDK のファイルパスを指定しましょう

 

もし,SDKJDKの項目が表示されなかった場合,Unityのインストール時にAndorid Build Support がインストールされていない可能性がありますので再インストールをして下さい

 

 

  • JDKの項目にはJDK のファイルパス
  • C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_74

 

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上記のように設定できればOKです!!

 

 

4. Build Settings

さて,いよいよビルドの準備が整ってきました

(Unity側の)最後の設定です

 

Unityのメニューバーから[File]→[Build Settings]を開いて下さい

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通常?このようになっていると思われますので,PlatformをAndoridへ変更して下さい

 

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そして,Switch Platform ボタンを押して下さい

………

まだです,次にその横の[Player Settings]ボタンを押して下さい

UnityのInspectorビューにPlayer Settingsの詳細が表示されると思います

 

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このInspectorビューのドロイド君のタブを選択した後

Identification の項目を変更して下さい

今回は「com.testRunningStick.app」にしました

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 …………

お待たせしました!!!

以上でUnity側のビルドの準備は整いました

 

5. デバッグ端末の準備

端末の[設定]→[開発者向けオプション]からUSBデバッグモードと,同じく設定の[セキュリティ]から提供元不明のアプリのインストールを許可するようにして下さい

 

次にデータ転送の可能なUSBケーブルでパソコンと端末を繋ぎましょう

パソコン側で自動的に端末のドライバがインストールされると思います

 

以上でデバッグ端末側の設定は完了です

Unity側の設定と比べてなんて簡単なんでしょうか

 

6. Build & Run

Unityのメニューバーから[File]→[Build Settings]を開き,[Build & Run]を押して下さい

任意の出力先を指定した後,アプリのビルドが始まると思います

 

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上手くいけばビルドが終了したと同時に,接続した端末に作成したアプリが表示されるでしょう

 

躓いた箇所

私が躓いた箇所をまとめておきます

Build & Runをするときに半分くらいになった時ですが,

Android SDK is outdates SDK Build Tools version 0 < x」

というエラーが出ました

何度かAndroid SDKをインストールし直しましたが直らずversion 0 というところを見ていた所SDK Managerを開いた時のオレンジ色の箇所に(2.Android SDKのインストール参照)

Android SDK Platform - toolsが破損したようなアイコンが表示されていました

Revの項目を見たところ見事に「0」と表示されていたためデリート後再インストール

すると,見事に直ってくれました

 

やはり躓くのはAndroid SDKの当たりなんだと思います

 

あとは、SDKJDKの項目が表示されなかった時ですね,Andorid Build Supportのインストールと同時にUnityを最新版に替えました(昨夜の更新はその途中だったり…)

 

 

まとめ

以上でUnityでAndroidアプリ開発するための環境設定は終わりです

皆さん上手く出来たでしょうか?

こんなの簡単だと思う方もいらっしゃれば,これでも難しいと思う方もいらっしゃると思います

もちろん私は後者ですが…

私のように途中で面倒だからといって適当にやらなければ誰でも出来ると思います

 

また,最初に言ったようにこの環境が整ったということはUnity Remote 4 も使えるようになっているはずです

ビルドする手間がなくUnityのプレイボタン一つでAndroid端末で確認ができるのでオススメです(本来はこっちが目的だったような…)

 

今回初めてこのような技術系?のようなブログを書いてみました

分かりにくい説明ばかりで申し訳有りませんが

もしこのような下手くそな説明でも誰かの役に立てればと思います

 

最後まで読んでいただきありがとう御座います

 

参考サイト

hiromart.com