AndroidStudio2.1の導入とHello Pepper
はじめに
久しぶりです.
最近なかなか忙しく記事を更新する暇が無かったのですが,開発意欲的なアレが抑えきれなくなってきたので,また少し書いて見たいと思います.
(モデリングの記事は少しお休みです…(許してください))
めっちゃ久しぶりです
もう現状をお伝えするのも疲れたので5月ごろに書いていた途中の記事を惰性で書いちゃいたいと思います.
5月ごろに書いた文章と10月現在の文が混ざっててあれですが,やったことのまとめということで書いておきます.
実は,以前紹介したAndroidのゲームアプリを作って以来,Androidアプリの開発に興味がわいてきて,Unity×C#だけではなくAndroidStudio×Javaでアプリ開発をしようと思い始めたんですよ.
でも,「所詮興味程度だしな…」ということでメインPCでない方のPCにAndroidStudio2.0を導入して見たんですけど,メインPCじゃないから「開発したいぞ!」って時に開発できなくて…ずっとグダグダしてたんですよね.
しかし,こんなニュースがあったのをご存知でしょうか?!
そう,Pepper SDK for Android Studioのベータ版が公開されたんです!!!
つまり,AndroidStudioでAndroidアプリ開発以外にもPepperのアプリ開発が出来るようになったんですよ!!!
(一応Pepperで音声処理のプログラムを書いてるので)これは非常に嬉しい!
これはもうメインPCにAndroidStudioを入れるっきゃ無い!!!
というわけで,今回は再度AndroidStudioを導入することにしたので,せっかくですのでまたその過程をメモ程度に書いてみたいと思います.
開発環境
Windows 7 (64-bit) ←まだ10にはしてません
AndroidStudio 2.1
JDK (8.0_92)
手順
1. JDKのインストール
2. AndroidStudioのインストール
3. Android SDL のパッケージインストール及びバージョンアップ
1. JDKのインストール
JDKのインストールは以前の「Unity5でAndroidアプリ開発環境を設定する」という記事で詳しく紹介しましたので,詳しくはそちらを参考にして貰えると良いかと思います.
一応,少しだけ書いておくと,
Java SE - Downloads | Oracle Technology Network | Oracle
こちらのサイトにアクセスしてもらって…
以上のようなサイトから,黒枠の所をクリックしてもらって,それぞれ最新版をダウンロードして貰えればいいと思います.
ちなみに最新版は8u92ですかね(2016/05/28現在)
こちらはすぐに出来ると思います.
2. AndroidStudioのインストール
まずはこちらのAndroid Studioの公式サイトにアクセスして下さい.
Download Android Studio and SDK Tools | Android Studio
このような画面がでてくると思うので黒枠のところをクリックして先に進みます.
すると以上の様な画面が出てくるので,下のチェックボックスをクリックしてダウンロードボタンを押しましょう.
後はしばらく待機しましょう.
環境導入はやっぱりめんどいですね.
私はこの間ずっとうたた寝をしていました(時間は効率よく使いましょうね()).
インストールが終了するとセットアップ終了の画面が出てくると思いますのでFinishをクリックして次に進みましょう(寝てたからあんまり覚えてないかも…)
まあ,多分指示通りにすれば大丈夫です.
すると今度は次のような画面が出てくると思いますので,Nextをクリックしましょう.
次は,Android Studioのタイプを選択します.
カスタムはやりたい人だけやってもらって,私のような初心者はとりあえずStandardを選択しておきましょう.Nextです.
次は確認画面です.
セッティング内容が正しければFinishを押しましょう.
ダウンロードが終了すれば,以下のような画面が出ますので,Finishです.
これでAndroid Studioのインストールは終了です.
以下の画面が出たでしょうか?
……何かちょっと達成感……
次にすすみましょう.
3. Android SDL のパッケージインストール及びバージョンアップ
先ほどの画面の右下に「Configure」という項目があったと思いますが,そちらから「SDK Manager」という項目を選択してください.
ここで各プラットフォームのSDKやツールをインストールしていくことになります.
・SDK Platforms
ここでは,開発したいプラットフォーム(特にバージョン)のSDKを選択します.
私のAndroidのバージョンは 5.0.2なので5.0と,適当に前後入れてれば良いかなと(適当)
余談ですが,Android SDK N Previewって項目を見て「おっ!」って思い出したんですが,Android N の名前を募集しますというように,今年の晩夏に新しくAndroid7.0が出るようでその時のお菓子の名前を募集しているみたいです.みなさんぜひ応募してみてくださいね!
ちなみに私が推すのは「Android NORISIO」ですかね…
結局Android Nougat(ヌガー)になりましたね
さて,右下の「Show Packege Details」にチェックを入れてみることも忘れないようにしましょう.
・SDK Tools
(この設定をしていたときすごく眠くて)ここでは,「Google USB Driver」などがインストールされていませんが,それぞれ必要なものをインストールするようにしてください.
- - Google USB Driver
- - Google Play services
- - Google Repository
- - Android Support Library
は入れておいた方がよいみたいですね
インストールしたいものが決定したら右下の「Apply」を選択しましょう以下のようなポップアップが出てきます.
これをOKすると以下のような画面に遷移しますので,Acceptにチェックを入れてNextです!
インストールが始まりました.
入れる数によりますが,気長に待ちましょう.
…というわけでインストールが終わると以下のような画面になりますので,Finishを選択すれば完了です!
以上でAndroid SDL のパッケージインストール作業は終了です.
お疲れ様でした.
Hello Pepperする
さてせっかくなので,実際に使っていきたいと思いますが,大体はここで適当なプロジェクトを作成して,「Hello Android」を表示するのですが,それだけではつまらない…ということでPeperのSDKを入れてPepperに「Hello」と言わせてみましょう!
手順
1. プロジェクトの作成
2. プロジェクトの設定とプログラムの追記
3. Hello Pepper
1. プロジェクトの作成
AndroidStudioでプロジェクトを作成します.
最初のAndroidアプリ プロジェクトの作成 | Java, Androidの環境構築、AWS関連の技術情報ポータル | Tech Fun.cc
ここに乗っているようになんとなくポチポチしてればできると思います(面倒だった)
ついでにAndroidstudio のビューについても見ておくとよいかもしれません.
2. プロジェクトの設定とプログラムの追記
プロジェクトの[File] -> [Settings] -> [Plugins]の検索ウィンドウにPepperと入力すると以下のPepperSDKが表示されますので,こちらをインストールしてください.
するとAndroidStudioの上の部分に
以下のようなPepperのアイコンが表示されます.
これのオレンジで囲ったアイコンをクリックすると以下のような画面がでますので,チェックボックスをクリックしてapplyしてください.
これができたらコーディングです
以下のコードをMainActivityに記入しましょう
package com.example.hogehoge.piyopiyo;
import android.app.Activity;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.os.Bundle;
import com.aldebaran.qi.sdk.object.interaction.Say;
public class MainActivity extends Activity {
private static final String TAG = "SayActivity";
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
Say say = new Say(this);
say.run("Hello, world!");
}
}
そして,最後にrobot app を選択して実行します.
すると…
こうなって…
こうなって()
こうなったら…
こうなって
こう!
残念ながらRobot viewでは漫画の吹き出しのような描画は得られませんでしたが
Daialog viewのほうにはきちんと表示されています!
以上でHello Pepperは終了です.
注意点・躓いたところ
記事を書くのがおそくなった理由でもある,躓いた箇所を紹介しておきます.
おそらくここがこの記事の一番伝えたいことだと思います
実行が遅い
もういっぱいいっぱいです.
非常にイライラします.
3時間以上待たされたことも(一応原因があった)あるので,高速化したい!
そこで,
Edit Configurations…から,
AVD OptionsのCPU/ABIを
armeabi - v7a から x86 に変えましょう!
ずいぶんと早くなります.
タブレットを開くとアプリが応答しない
これが一番悩まされました.
何度もSDKを入れなおしたりしましたが直らず…
そしてある時別の用事でAndroidStudioでアプリを作るときに仮想端末を動かそうとしたらHXAMインストールを求められて入れてみると…
なんとPepperの方でもきちんと動いてくれるようになったんです
後から調べてみるとHXAMはエミュレータの高速化を図ってくれるソフトウェアらしいのですがなんで必要だったのか…
まあとにかく動けばよしということで,無事目標達成!
まとめ
今回5月ごろに書いた記事を掘り起こして書いてみましたが,当時このAndroidStudioのインストール記事を書こうと思っていたことに恥ずかしさを覚えています.
いまではプログラム以外のエラーは出ずに使いこなしているのですが,自分も成長しているということでいいのでしょうか…?
とにかく昔の記事をこうしてやっと更新できたので良かったです.
また定期的に記事を更新出来たらなと思います.
以上
参考URL
Qi SDK — Pepper SDK for Android documentation